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低用量ピルのこと(その2) [多彩な持病]

先週、乳癌と子宮癌の検診にいってきた。
マンモグラフィの設備があり女医の病院を探したため、
初めての病院へ。
女性医師にピルを服用していると告げると、
乳癌のリスクが高まるからオススメしないと言われた。
そんなこと知ってるし、それでも服用する位、いろいろ辛いんだよ!!!
…と思ったが、説明するのも億劫になるような対応の女医だった。
もうこの病院へ来ることはないだろう。
同じ女でも、医者でも、親身になれない人もいる。
そういう人と話しても、凹むだけ。

とまぁ病院ですら、こんな感じ。
いろんなところで感じる、
ピル服用 = そこまでしても避妊したい人 みたいな偏見。
病状の緩和で服用している人だって大勢いるのに。
保険もきかないし、日本でのピルの扱いは全く不可解。

マーベロンと一緒に渡された資料を見返してみる。
表紙には「服用者向け情報提供資料 経口避妊薬マーベロン」とある。
中身も大半が避妊についてのみ。
ここにも偏見の原因があるようだ。

個人輸入のマーベロンを注文したこともあり、ちょっと問い合わせてみることに。
というのも、婦人科で処方されたマーベロン(つまり正規品)は、個人輸入のサイトの物と
おなじロゴマーク、でも日本語表示になっている。
しかしながら、どこにも日本製とは書いていない。
「製造販売元(資料請求先) MSD株式会社」とわざわざ書いてあるのはナゼ?
外国製に日本語で「マーベロン」と印字しただけなのか?
それならそれで「Made in どこそこ」と表記しないのはどうして?

コールセンターの女性いわく、
「すぐには分かりかねますし、メーカーによってはお応えできかねます。お調べして折り返しお電話します」とのこと。
コールセンターに務めていた経験上、この言い回しは
「どのように返答すればよいか確認しないと、めったなことはいえない」の意味。
どこで作られたものか聞いただけなのに…。
なぜ保険適用にならないのかも、避妊以外の効果についても、納得のいく回答はなし。
受け答えはまともだが、回答にまったく中身がないのだ。
ダークだなぁ〜と思いつつ、
とりあえず資料の表記の仕方を見直してほしいと話して電話を切った。

日本はピル後進国。こんなに値段が高くて、偏見を取り払おうという努力もしない。
婦人系の病状緩和にとって、良い選択肢のひとつだと実感しているだけに、
この現状は残念すぎる。
タグ:低用量ピル
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