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盲ろうの人 [思いつくままに]

「盲ろう」として生きる人たち。
ヘレンケラーと同じといえばわかりやすいかな?
先天性の盲ろう者は、全国に20万人。

でも国の定義がはっきりとないため、
うち90%以上の人が、
どのように生きているのか分からず、
実態調査すらされていない(荒川区では開始)。

目が見えなくて耳も聞こえない。
当然、日常生活にはサポートが必要なのだが、
その介助をする人はとても少なく、利用するにも制限が厳しい。

国がこれらの状況をほったらかしにしているのは、
お金と労力がかかるから。

ひどい話だ。

日本ってマイノリティに対して、まったく優しくない。
島国だし、基本単一民族でず〜っときたからか?
融通も利かないし、普通でないものを受け入れようとしない。

だからって私が何かできるかといえば、
こうやってブログに書くぐらいなんだけど…。

私も生まれつき左目の視力がほとんどなく、
弱視で遠視のため矯正できない。
右目に負担がかかり視力が低下している上、
半身のバランスも悪い。

それに加えて近年の耳鳴り。
彼らとは反対に、聞こえすぎてしまう故の苦痛だけど。
大好きだったカラオケも、ライブも、映画に行くこともできなくなった。
調子が悪いと、テレビも電話も辛い。

でも、最近こう考える(ようにしている)。

楽しみは減ったけど、
選択肢が減った分、迷わなくていい。
楽しいことは他にもあるからねって。
まぁそうでも思わないとやってられないし。

だから…彼らも
やってられないからそうしてる
みたいなこと、たくさんあるんじゃないかなぁと思う。
生きるための開き直り、大事です。

先天性盲ろうの人の中には企業で働いている人や、
大学に合格した人もいる。
そういう人が増える、というか
それが普通にできる社会になってほしいものです。

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